自家用車よりも

レンタカーとカーシェアとの使い分け

レンタカーの取り扱い台数において業務用車両よりも自家用車が多くなった状況からは、現在の需要が見えます。つまり、駐車場代を中心に維持費のかさむ自家用車の保有を行わず、休日にレジャー等で必要な時間だけレンタカーを借りれば良い、という考え方が拡大しているということです。そういったニーズに応じて、レンタカー業者もネットでの予約サービスを中心に、若者が普通自動車を借りやすいサービスの充実に努めてきました。そして、この流れを更に加速させるのがカーシェアリングです。ミニマム15分程度から、費用にして数百円程度から車を借りられるカーシェアリングは、益々コストメリットの高いレンタカーの形態として定着してきており、買い物など、近場の数時間の利用の場合はカーシェアリング、1日や2日かけての遠出の場合はレンタカーと用途に応じた使い分けによる効率的な利用が一般的となりつつあります。

カーシェアリングの普及と供給側のトレンドの変化

都心部を中心としたこのようなニーズを受けて、レンタカー業者の側もより手軽にレンタカーを借りてもらえるためのサービス改善に努めています。カーシェアリングで言えば、車はコインパーキングに駐車スペースを設ける形が主流で、近隣のユーザーはそのパーキングに車が止まっていれば、利用したいと思う数分前にネットを通じて申し込むことができます。しかもカーシェアリングの場合はガソリン代も費用に含まれていることが一般的ですので、ガソリンを入れる手間もかかりません。このようなカーシェアリングサービスを充実させるには駐車場スペースが必要になります。その点を踏まえてレンタカー業界に従来の自動車メーカー系やリース系の企業のほか、駐車場業者がレンタカー業界に参入したり、従来のレンタカー業者とアライアンスを組むなどの変化が起こっています。